音の語源・由来
音とは、空気・水など物の振動による音波を聴覚器官が感じとったもの。音波。
音の語源は、「お」が「発声」、「と」が「とく(疾)物に当たる音」とする説。音は「あた(当)」に通じるとする説。「おとろ(驚)」から「音」になったとする説。音は上から下へ落ちるに従い響き出ることから、「おとす(落とす)」を語源とする説。「トントン」「ドンドン」などの擬音からなど、音の語源は諸説あるが、決定的な説はなく未詳。『万葉集』や『古今集』などの歌集では、音を「水」「波」「風」などと合わせて用いられることが多い。