ガリの語源・由来
ガリとは、ショウガを薄切りにして熱湯に通し、甘酢に漬けたもの。すしなどで口直しに添える。平ガリ。
ガリは、噛んだ時の「がりがり」という音が語源である。古く、大きな生姜をがりがりと噛んで食したことから、生姜そのものを「ガリ」と呼ぶようになり、のちに、甘酢に漬けた生姜の呼称になったとも言われる。ガリは魚の臭みを消すため口直しになるほか、殺菌作用があるため食中毒を防いだり、辛味成分の「ジンゲロール」によって、食欲増進や生魚で冷えた体を温める効果がある。