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巾着の語源・由来

作者:未知 文章来源:日本网站 点击数 更新时间:2007-6-27 10:50:31 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

巾着

巾着とは、布や革などで作った、中に小物や金銭を入れる小さな袋。口には紐が通してあり、口を紐でくくる。巾着袋。江戸時代の俗語で「私娼」。

巾着の語源・由来

巾着の「巾」は、「頭巾」や「布巾」にも用いられる語で、「布切れ」の意味。
肌身に着けて携帯する布切れ(袋)なので、「巾着」と言うようになった。
巾着は、火打ち道具を入れた火打ち袋が変化したものといわれ、古くは金銭のほか、お守りや薬、印章なども巾着に入れられていた。
江戸時代には専門の巾着師によって、革やラシャ、高級織物などの華美な巾着が作られたが、明治に入り、西洋の服が着られるようになったことや、がま口や財布が普及したことから、巾着は廃れていった。
江戸時代の俗語で「私娼」をさす言葉としても「巾着」は使われたが、これは娼婦が稼いだ金が巾着に貯められていたから、また巾着に入る程度の金しか稼げない娼婦の意味からといわれる。

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