クールビズの語源・由来
クールビズとは、環境省が提唱する夏のノーネクタイ・上着なしファッションの愛称。
クールビズは、「クール(cool)」と「ビズ(biz)」を合成した和製英語。クールビズの「クール」は、「格好良い」と「涼しい」の二つの意味を持たせたもので、「ビズ」は「ビジネス」の略である。クールビズは、温暖化を止めようとする狙いから、夏の職場のエアコン温度設定を28℃にし、夏の軽装を推進する目的で、平成17年(2005年)に京都議定書発効を受け、環境省が名称を公募し決定したものである。クールビズに似たものに、昭和54年(1979年)、大平内閣によって提唱された「省エネルック」がある。省エネルックは、オイルショックの影響からが提唱されたものだが、半袖スーツに代表されるように、格好悪いファッションだったせいか普及には至らなかった。