クッキーの語源・由来
クッキーとは、小麦粉に砂糖・バター・香料などを入れて練ったものを天火で焼いた洋菓子。インターネット用語のクッキーは、サーバーコンピュータから利用者のブラウザに送信され、管理・識別するために一時的に蓄積される情報。また、その仕組み。
クッキーは、ケーキや焼き菓子を意味するオランダ語「koek(クーク)」に由来する。「koek」の小さなものを「koekje(クーキェ)」と言い、「koekje」が英語になって「cookie」となった。インターネット用語のクッキーの語源は、毎回違うメッセージを表示することから、おみくじ入りクッキーの「fortune cookie(フォーチュン・クッキー)」を語源とする説。テレビ番組『セサミストリー』の「クッキーモンスター」が、いつもクッキーを食べているように、ウェブサーバーに食べられるという意味で付けられたとする説。単に「食べられる」という意味で名付けられたとする説など、インターネット用語「Cookie(クッキー)」の語源は諸説あるが、正確な語源は未詳。Cookieは、Netscape社が同社のブラウザ『Netscape Navigator』に搭載したのを機に、その利便性から『Internet Explorer』など多くのブラウザにもサポートされるようになった。