十二指腸の語源・由来
十二指腸とは、胃の幽門に続く小腸の最初の部分。
十二指腸は、指を12本横に並べたくらいの長さという意味で命名された。日本初の西洋医学の翻訳書である『解体新書(1774年)』には、「十二指腸は其の長さ十二の指の横径の如くして、胃の下口に接す」と書かれている。ただし、十二指腸の実際の長さは25~30cmで、指12本の長さよりもやや長い。