進退きわまるの語源・由来
進退きわまるとは、進むことも退くこともできず、困難な状態に陥ること。
進退きわまるは、中国最古の詩集『詩経』の「人また言あり、進退維(これ)谷(きは)まる」による。「谷まる」と書かれるのは、険しい山の谷間に落ちると、進みも退きもできない状態になるためである。また、古く「進退」は「しんだい」と読まれていた。