すっぱ抜くの語源・由来
すっぱ抜くとは、隠し事や秘密を暴いて明るみに出すこと。
すっぱ抜くの「スッパ」は、「素っ破」や「透っ波」と書き、戦国時代、武家に仕えたスパイ(忍者)のことである。忍者は密かに行動し情報を収集して明るみに出すことや、不意に刃物を抜くことから、出し抜いて暴くことを「すっぱ抜く」と言うようになった。現代では使われないが、すっぱ抜くには「刃物を不意に抜き放つ」といった意味もある。