ズバリの語源・由来
ズバリとは、物事の急所や核心を正確に突くさま。遠まわしでなく、単刀直入に指摘するさま。ずばっと。
ズバリは、刃物で勢いよく切ったり刺したりするさまを表す語として、鎌倉時代から用いられた。上記の用法から解かるとおり、「ズバリ」は擬音語に由来する。「ズバリ言うわよ」などと、的確に物事を言い当てたり、核心を突くさまを表すようになったのは、勢いよく的確に切るさまから派生したものである。この意味で「ズバリ」が用いられた例は、古い文献には見当たらず、明治以降に多く見られるようになった。