関の山の語源・由来
関の山とは、成し得る限度。精一杯のところ。せきの山。
関の山の「関」は三重県の関町(2005年1月11日に市町合併し、現在は亀山市)、「山」は関東でいう「山車」のことである。関町から八坂神社の祇園祭に出される山は、大変立派なものだったため、それ以上贅沢な山は作れないないだろうと思われ、精一杯の限度を「関の山」というようになった。同じ説で、「関の山車」が短縮され「関の山」なったとする説もあるが、関西方面で「山車」は「山」や「だんじり」と言うことから、短縮されたとするのは間違いである。