洗脳の語源・由来
洗脳とは、精神的・物理的な圧力によって、相手の主義・思想を根本的に変えること。
洗脳は、英語「brainwashing」を直訳した語である。洗脳は肉体的な拷問によるものではないが、飢餓状態や睡眠不足などを利用して圧力を加え、思想(脳)を改造する(洗う)ことで、第二次大戦後の一時期、中国共産党がアメリカ人捕虜など共産主義者でない者に対して行った、思想改造の教育方法のひとつをさした語であった。転じて、洗脳は主義や思想の改造に関する広い意味で用いられるようになった。