段取りの語源・由来
段取りとは、うまく事が運ぶように前もって手順をととのえること。手はず。
段取りは、歌舞伎の楽屋用語が語源とされる。「段」とは、話の一区切りや一幕のことで、芝居の筋や構成の運びを「段取り」と言ったことによる。また、坂道に石段を作る際、勾配を見て何段にするか見積もることを「段を取る」と言い、石段の出来不出来で「段取りが良い」「段取りが悪い」と言ったとする説もあるが、俗説と考えられている。