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旦那の語源・由来

作者:未知 文章来源:日本网站 点击数 更新时间:2007-6-22 10:44:35 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

旦那

旦那とは、妻が夫を、商家の奉公人が主人を、商人や役者・芸人がひいきしてくれる客を呼ぶときに用いる敬称。パトロン。

旦那の語源・由来

旦那は、サンスクリット語「ダーナ」の音写で元仏教語。
「ダーナ」は「与える」「贈る」という意味で、「ほどこし」「布施」などと訳され、「檀那」とも書く。
中国や日本では、旦那は寺院や僧侶に布施をする「施主」や「檀家」の意味として、主に僧侶が用いる言葉であった。
やがて、一般にも「旦那」の語は広まり、「パトロン」のように生活の面倒を見る人の意味で用いられるようになった。
さらに、「面倒を見る人」「お金を出してくれる人」といった意味から派生し、旦那は奉公人が主人を、商人が客を、妻が夫を呼ぶときの敬称として用いられるようになり、現代では主に妻が夫を呼ぶ敬称として「旦那」が用いられる。
旦那の語源には、「ダーナ」が西洋に伝わり、「マドンナ」や「マダム」などに変化したという説から、「旦那は女だった」などとするものも過去に見られた。
しかし、「ダーナ」が「マドンナ」や「マダム」の語源とする説はあまり有力とされておらず、「ダーナ」が語源であったとしても、「旦那」の語源が「マドンナ」や「マダム」ではないため、「旦那」が女性をさす言葉であったとするのは間違いである。

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