寵児の語源・由来
寵児とは、特別にかわいがられる子供。世間にもてはやされる人。
寵児の「寵」を「チョウ」と発音するのは漢音で、呉音では「チュウ」。「寵」は龍を屋内にかこい大切に養うさまを表した字で、「寵愛」「寵する」など特別にかわいがることを意味するようになった。そこから、特別にかわいがられる子供を「寵児」と言うようになり、「時代の寵児」など、世間にもてはやされる人気者や流行児を言うようになった。