付け焼刃の語源・由来
付け焼刃とは、その場をしのぐために、にわかに覚えた知識や技術。付け焼き刃。付焼刃。
付け焼刃は、元は刀鍛冶用語で、切れ味の良くない刀に鋼(はがね)の焼き刃を付け足したものをいった。切れ味が良く長持ちする刀は何度も地金を打って作られるが、鋼を足しただけの付け焼刃は、すぐに切れなくなり使い物にならなくなってしまう。そこから、にわかに覚えた知識や技術を「付け焼刃」と言うようになった。