虎の子の語源・由来
虎の子とは、大切に持ち続けて手放さないもの。秘蔵の金品。
虎の子は、母虎の性質から出た言葉。虎は自分の子を大事に守り、非常にかわいがって育てるといわれていることから、大切にして手放さない物や秘蔵品のたとえとして「虎の子」と言うようになった。江戸時代の川柳『誹風柳多留』には、「虎の子を どらな子に母 してやられ(「どらな子」は「どら息子」の意)」の例がある。