虎の巻の語源・由来
虎の巻とは、秘訣などを記した秘伝書。教科書の解説本。参考書。ネタ本。あんちょこ。
虎の巻は、中国の兵法書「六韜(りくとう)」から出た言葉。六韜は文・武・竜・虎・豹・犬の六巻からなり、そのうちの兵法の奥義が記された秘伝書「虎韜の巻(ことうのまき)」の名が略され、「虎の巻」となった。虎の巻は本来の意味から、単に秘伝書の意味に転じ、教科書の解説本などの意味で使われるようになった。