成金の語源・由来
成金とは、短期間で金持ちになること。またその人。成り金。
成金は、もともと将棋用語。敵陣に入り、成って金将と同等になった駒のことで、特に「歩(ふ)」をさす言葉である。江戸末期頃より、急に金持ちになった意味として「成金」が使われ始め、日露戦争直後に株で大儲けした鈴木久五郎や、第一次世界大戦で大儲けした造船・海運業者らを呼ぶようになり、現在のような使われ方が広まっていった。