にがりの語源・由来
にがりとは、海水から食塩を結晶させたとき、後に残る苦みをもつ溶液。
にがりは、苦汁水(にがりみず)の略。にがりは口に含むと苦いことから、「苦々しい顔をする」という意味の動詞「苦る(にがる)」が名詞形になったもので、苦塩(にがしお)とも呼ばれる。古くから、にがりは豆腐を固める材料や建築材料に用いられているが、現在はダイエットや化粧水としても注目されている。