人間の語源・由来
人間とは、ひと。人類。人柄。人物。
人間は、仏教語でサンスクリット語「mamusya」の漢訳。仏教語としての「人間」は「世の中」「世間」「人の世」を意味した言葉で、「人間」に「人」そのもの意味が加わったのは江戸時代以降である。「人間」を「にんげん」と読むのは呉音、漢音では「じんかん」という。一般に「人」を表す場合は「にんげん」、「世の中」の意味で用いる場合は「じんかん」と読み分けられることが多いが、この読み分けに特別な理由は無い。