のんきの語源・由来
のんきとは、性格がのんびりしているさま。無頓着なさま。
のんきは、漢字で「暢気」「呑気」と書くが、これらは当て字で、正しくは「暖」を「のん」と唐音読みした「暖気(のんき)」である。中国では「暖気(だんき)」と読み、暖かい気候を意味していたが、中世頃の日本では「気晴らし」や「遊山」の意味として「暖気(のんき)」が使われていた。近世末期頃より意味が転じ、人の気性などを表す言葉として用いられるようになった。