万引きの語源・由来
万引きとは、客のふりをして店から商品を盗むこと。万引。
万引きは、商品を間引いて盗むことから「間引き(まびき)」が語源で、撥音「ん」が入ったとされる。万引きの「万」は当て字。「間」に「運」の意味もあるため、「間」と「運」が結合され、運を狙って引き抜くという意味で「まんびき」になったとする説や、万引きはタイミングを見計らい盗むことから、タイミングの「間」からといった説もある。江戸時代から使われている語なので、どの説も正しく思えるが、商品を間引いて盗む「間引き」の説が有力とされている。