紅葉の語源・由来
紅葉とは、秋になり、草木の葉が赤や黄に変わること。あるいは、その色づいた葉のこと。黄葉。楓(かえで)をさす場合もある。
紅葉は、もともと「もみち」と呼ばれていた。秋に草木が赤や黄に変わることを「紅葉つ・黄葉つ(もみつ)」や「紅葉づ(もみづ)」といい、その連用形で名詞化したのが「もみち」であった。平安時代に入り、「もみち」は「もみぢ」と濁音化され「もみじ」へと変化した。古くは「黄葉」と表記されることが多く、「紅葉」や「赤葉」の表記は少ない。