やくざの語源・由来
やくざとは、素行の悪い人。また、役に立たない人。道楽者。
やくざは、めくりカルタの一種である「三枚」というカブ賭博に由来する。「三枚」は、手札3枚の合計が10又は20になると無得点になる。「8・9・3」の組み合わせが、20で無得点になるため、無得点の組み合わせを「ヤクザ(八九三)」と言ったのが始まりである。その意味が転じて、役に立たないものや価値のないものを意味するようになり、遊び人や博徒など、まともでない者を「ヤクザ」と呼ぶようになった。