雪の語源・由来
雪とは、気温が摂氏零度以下の大気の上層で、雲中の水蒸気が結晶して地上に降る白いもの。
雪の語源は、以下の通り諸説ある。「神聖であること」「いみ清めること」を意味する「斎(ゆ)」に、「潔白(きよき)」の「き」。「潔斎(けっさい)」を意味する「斎潔(ゆきよし)」から。その他、「緩水(ゆるやかひ)」の転、「冷気(ひゆけ)」の転、「深雪(みゆき)」の上略などある。雪は古くから信仰の対象とされており、大雪の年は豊年の兆しと考えられていた。そのため、はじめの二説が有力とされているが、正確な語源は未詳である。