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中日双语:东京维米尔画展
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作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-31 22:10:46 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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輝く鉱石を思わせる白い袖口から、両手が紙に伸びている。女が視線を落とすペン先からはどんな思いが流れ出ているのだろう。17世紀オランダの画家、フェルメールの〈手紙を書く婦人と召使い〉だ。 从犹如散发耀眼光芒矿石的白色袖口伸出的双手,抚平着信纸。从女子视线所落在的笔尖上流淌出来的是怎样的思绪呢?这是17世纪荷兰画家,维米尔的作品《写信的太太与仆人》。 東京都美術館で「フェルメール展」が始まった。わずか三十数点の真筆から、日本初公開の5点を含む7点が集まった。同時代の画家の作品も楽しめる(12月14日まで)。 在东京都美术馆《维米尔画展》开幕了。本次画展从维米尔仅有的30余件真迹中汇集了7件之多,其中5件是首次在日本展出。同时也可以欣赏到同时代其他作家的作品(展览截止到12月14日)。 晩年、といっても40歳を前に描いた〈手紙を――〉は、画家が最後まで手元に残していた一枚だ。死後、借金の形(かた)にパン屋に渡り、欧州を転々とした。74年と86年、ダブリン近郊の同じ豪邸から盗まれたことでも知られる。 《写信的太太与仆人》是维米尔晚年作品——虽说如此,也是40岁前的作品——被留在身边直到去世。维米尔死后,以抵消借款的形式送到了面包店,之后又辗转于欧洲。据说74年及86年,曾两次在柏林近郊的同一座豪宅中失窃过。 朽木(くちき)ゆり子氏の『盗まれたフェルメール』(新潮選書)によると、再度の盗難を受けた修復で、婦人の左まぶたに針穴が見つかった。カンバスの一点から放射状に糸を張り、遠近を正確に描いたとの仮説がここから生まれた。手紙の中身、画法ともに定説はない。答えを知るはずの召使いは、思わせぶりに外を見やるのみだ。 据朽木百合子女士的《被盗的维米尔》(新潮选书出版社)中所述,在修复二度被盗的这幅作品时,在太太的左眼皮上发现了针眼。“从画布的一点延伸出的放射状的线条,可以正确描绘远近焦距”的假说,也是从这幅作品开始的。至于作品中信的内容,以及作品的画法,还没有定论。理应该知道答案的仆人,只是故弄玄虚地眺望着外面。 多くは左から陽(ひ)が差す室内に、画家は楽器や地図を配して日常を描いた。どの絵も、抑制の利いた画面に安らぎの光が満ちる。晩年はそこに寓意(ぐうい)を忍ばせもした。静謐と冗舌。 在大多是从左侧射进阳光的室内,画家配置了乐器和地图来描绘日常生活。无论是哪一幅作品,都是在有效把握的画面中洒满安逸的光芒。晚年的作品中都隐含着寓意——静怡与健谈。 米ボストンの美術館から消えたままの〈合奏〉を含め、世界に散ったフェルメールはどれも波瀾(はらん)万丈だ。希少価値をわが目で確かめようと、一生かけて全作を訪ねるファンも多い。作品の2割がいま、縁あって酷暑の東京にある。「巡礼」を思い立った人には、この上ない始発駅となろう。 包括从美国波士顿美术馆失踪的《合奏》,散布于世界各地的“维米尔”无论哪一副都引起万丈波澜。许多他的崇拜者为了亲眼证实其稀有价值,不惜毕生精力寻访全部作品。如今维米尔作品中的两成与我们结缘莅临酷暑的东京。对于那些已打定主意开始“巡礼”的人们来说,这里就是绝好的始发站了吧。
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