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天声人语中日对照:埃及时局 何去何从

作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 19:17:19 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

古代エジプト人の大きな関心事は、7月に始まるナイル川の増水だった。その季節の暁に昇る星、シリウスの観測をもとに農業のための民衆暦ができた。一年は夏から4カ月ずつ、増水季、種まき季、収穫季の三つに分かれていたという


古埃及人最关心的事便是7月份开始的尼罗河的涨水。以观察到的那个季节的黎明升起的天狼星(Sirius)为根据确立农业的民众历。此历从夏季开始将一年以4个月为一个单位分成涨水季、播种季以及收获季三个季节。


近世以降のエジプトは、オスマン帝国や欧州列強による支配の後、軍エリートがクーデターで王朝を葬り、共和制を担ってきた。従属、強権の時をくぐり、どうやら古暦のように、三つ目の季節の予感である


近代以后的埃及,在奥斯曼帝国以及欧洲列强的统治以后,军方精英用政变的方式埋葬了王朝建立了共和制。经过了(被)强权(蹂躏)的时代,部属们总算是有了一种古历所显示的第三个季节的预感。


30年も君臨するムバラク大統領の退陣を求めて、民衆が街にあふれた。外出禁止令が無視されても軍は動かず、「100万人デモ」とも伝えられる。略奪や放火、脱獄の報に自警団が組まれたという。文明発祥の地の、目を覆う無秩序だ


要求已君临天下30年的穆巴拉克总统下野的民众充斥了大街。即便是无视外出禁令,军队也不采取行动,据说已成为“100万人游行”的规模。为应对抢劫、放火以及越狱还组织了自卫警戒团。在这文明发祥地呈现出的是一片惨不忍睹的混乱状态。


チュニジアに倣い、腐敗や秘密警察、生活苦への不満がインターネットを介して大衆運動に転じた。〈一夜の無政府主義より数百年の圧政がまし〉の格言があるアラブ圏だ。あえて混沌(こんとん)に身を投じた民の覚悟を思う


……


与突尼斯相仿,介于互联网将对于腐败、秘密警察以及生活苦难的不满转变成了一场大众运动。要知道这里是视“相比一夜的无政府主义,还是百年的高压政治更好”为格言的阿拉伯地区。真让我们感觉到民众敢于投身于混沌之中的觉悟。


博物館では、文化財を守る「人間の鎖」ができた。人権や自由といった人類の財産を守るには、ネットが鎖になる。とはいえ多くの死者も出た。権力の空白を突き、ガチガチのイスラム勢力が台頭するかもしれない。混乱がどう転ぶかで、次なる季節は熱くも冷たくもなろう


在博物馆里出现了保护文物的“人体锁链”。为了维护人权和自由这些人类的财产网络成了锁链。尽管如此,但还是出现了很多死伤人员。为了填补权力的空白坚强的伊斯兰势力也许会揭竿而起。无论混乱如何发展,下一个季节恐怕无外乎两种可能,要么越来越热烈,要么渐渐冷却平静下来。


ナイル両岸の肥沃(ひよく)な地に文明が芽生えて5千年。これも進歩なのか、かつては何十年もかけて変転していた世が、週の単位で移ろう。季節の変わり目、空模様が読めない以上に、アラブ盟主の明日は見えない。


在这土地肥沃的尼罗河两岸,萌发的文明幼芽已经历了5千年。不知道这算不算是一种进步,曾几何时需要几十年才发生一次变革的社会如今以周为单位发生着变化。(不过)只要看不出季节转变点的天空模样就无法看出阿拉伯盟主的明天。


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