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天声人语中日对照:置之死地而后生

作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 19:12:15 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

いつもの週末に比べて、銀座や表参道の外国人は目に見えて少なかった。観光客ばかりか、出張者や留学生、外交官までが日本脱出を急いでいるらしい。物心の支援に感謝しつつ、この国は自らの手で立て直すしかないと胸に刻んだ


和以往的周末比起来,银座、表参道几乎看不到外国人。不只是游客,连来日出差的人、留学生、外交官都急着离开日本。虽然很感谢各国在物质和精神上的支持,但心中明确了要重新建立起这个国家只有依靠自己的双手。


▼大震災の被害はいまだ全容を見せず、避難所や病院で力尽きるお年寄りが後を絶たない。福島の原発では、四つの原子炉が悪さを競うように日替わりで暴れている。津波と原発事故。二つの怪物を伴うこの災いは、10日目を迎えてなお「発災中」の異様である


大地震的灾害情况现在还没能看到全貌,在避难所和医院里筋疲力尽的老人不断出现。福岛的核电站,四个原子炉像是在比赛谁的状况更糟糕一天天轮流出事。海啸和核电站事故,伴随着这两个怪物的灾害,已经是第10天却仍然是“灾害中”的异常状况。


▼3月11日をもって、大小の非常が始まった。関東では輪番停電が常となり、スーパーの空き棚も目につく。ガソリンや電池の買いだめは関西でもというから、国中がすくんでいるのだろう


从3月11日开始,大小的异常就开始了。关东地区的轮流停电已成为常态,超市里的货架空空如也。据说关西也出现了囤购汽油和电池的现象,可以说国内整体进入了恐慌。


▼がれきの街には、愛する人の記憶をまさぐり、泥まみれの面影を抱きしめる姿がある。「泣きたいけれど、泣けません」。被災者ながら、現地で体を張る看護師長の言葉である。戻らぬ時を一緒に恨み、足元の、そして来るべき苦難に立ち向かいたい


成为废墟的街道,有人寻找着爱人的记忆、将满是泥泞的往日景象紧紧抓住。“虽然很想哭泣,却不能够哭”。虽是受灾人,却在当地拼命工作的护士长如是说道。希望大家能够一起怨恨那无法挽回的过去,勇敢地面对现在,以及肯定会来临的苦难。


▼地震の1週間後、東京スカイツリーが完成時の高さ634メートルに届いた。この塔が東京タワーを超えた昨春、小欄は「内向き思考を脱し、再び歩き出す日本を、その高みから見てみたい」と書いた


地震一周后,东京sky tree达到了完成时的634米。在去年春天这座塔超过东京塔的时候,本栏曾写过“摆脱内向的思考模式,希望能够从此高度,审视重新出发的日本”。


▼再起のスタートラインは、はるか後方に引き直されるだろう。それでも、神がかりの力は追い込まれてこそ宿る。危機が深いほど反発力も大きいと信じ、被災者と肩を組もう。大戦の焼け野原から立ち上げたこの国をおいて、私たちに帰るべき場所はない。


再次起跑的起跑线,应该早已拉在了身后很远的地方了吧。虽说如此,神明赋予的力量正潜藏在绝境中。我深信危机越是深刻反弹的力量也就越大,和灾民团结起来吧。除却这个从战后的荒原中站起来的国家,我们无处可归。


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