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天声人语中日对照:又是一年谷雨季
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作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 19:11:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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2011年4月21日(木)付 気がつけばきのうは二十四節気の「穀雨」だった。暖かい雨が田畑をうるおし、野山も緑を濃くしていく。だが東北の被災地は一昨日から冷雨や雪が降った。季節の足踏みがもどかしい 突然意识到,昨天原来是二十四节气中的“谷雨”。暖暖的细雨滋润着田地,山野中的绿色也显得愈发浓郁。然而,在东北的受灾地区,自前天起便飘起了冷雨,降起了雪花,季节停驻不前,让人焦急。 ▼農耕をめぐる春の季語に「種選び」がある。米作りの最初の仕事で、塩水に浸して浮いた籾(もみ)を取り除き、下に沈んだ実の詰まった種籾を選ぶ。〈うしろより風が耳吹く種選み〉飴山(あめやま)實。やわらかな風を感じながらの作業は、春を待ちかねた農家の喜びであろう 在围绕农耕,表示春季的词语中有个词叫“选种”。这也是种稻子时的第一道工序。将种子浸在盐水中,挑除浮在水面上的谷壳,选用沉在底下的饱满的种子。饴山实写过这样一首俳句“轻轻微风拂,耳边窃窃语,又是一年春,选种播种忙”。一边感受着柔和的微风,一边进行农耕,这对于翘首盼望春天的农民来说,也是一种喜悦吧。 ▼その種をまき、苗を作り、初夏にかけて田植えとなる。映画「七人の侍」のラストシーンを思い浮かべる向きもあろう。村人総出の晴れやかさ。田植えは古来、神事であり祭りでもあった。時は流れたが、集落で手伝い合う「結い」の気風は、今も各地に生きていよう 播种,育苗,待到初夏时插秧。这不禁让人想起了电影《七武士》中的最后一幕:全村出动,一片喜气洋洋。插秧自古以来就是祭神仪式同时也是节日。虽然时光流逝,但如今在全国各地,村子里的人们互帮互助一起插秧的习俗仍然存在。 ▼だが今年、津波で冠水や流失の被害を受けた水田は岩手、宮城、福島だけで約2万ヘクタールにのぼるという。他県の増産でまかなえる。だから米不足は心配ないと国は言うが、作付けのかなわぬ農家の落胆はいかばかりか 然而今年,仅在岩手、宫城、福岛这三个县,因为海啸的缘故被淹或冲走的水田就达到了约2万公顷。虽然国家表示可以通过增加其他县的产量来弥补,因此不会造成大米短缺的问题。但是对于那些无法耕种的农户来说,这种沮丧是不言而喻的。 ▼きのうのNHKが、原発禍から逃れた人たちが避難先で種まきを手伝う姿を映していた。どこか生き生きとして見えた。「生業(なりわい)」という語はもともと、五穀が実るよう務める業(わざ)を言うそうだ 昨天在NHK的节目中看到,从核电站事故中逃过一劫的人们在避难所帮着其他人播种的身影,给人一种生气勃勃的感觉。听说“生计”(日语中写作“生业”)这个词语最初指的是:为了让五谷丰收所需要做的工作。 ▼その生業の息づく共同体が、細りはしないか心配になる。どこに限らず復興に際し、古いもの、懐かしいものへ敬意を忘れてはなるまい。机上の定規では描けないもろもろが、地域の歴史と風土にはあるはずだから。 而那些“生计”赖以生存的共同体,如今是否仍然健在,着实令人担忧。不论在何处,在重建之时,切莫忘记对那些古老的事物,以及令人怀念的事物致敬。因为那些桌上的尺子无法描述的种种,应当都能够在地区历史和风土人情中找到答案。 天声人语
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