打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

天声人语中日对照:高山之上 仰望星空

作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 18:51:40 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

 


山の高みで仰ぐ星空は素晴らしい。冴(さ)えざえと豪勢なのは何と言っても冬だが、いかんせん寒い。心地よく星を数え、長い間眺めていられるのは、夏山だろう。どこかで堪能してきた方もおられようか。


站在高山之巅仰望星空最是完美。不管怎么说,冬日的天空异常清澈、豪华无比,但也寒冷的让人无奈。惬意的数着星星,愿意长时间眺望的是夏日的群山。不知在何处,也有渐渐感到满足的人吧。


文才を知られた昭和初期の名登山家、大島亮吉の短い文を思い起こす。〈高い尾根の岩蔭(かげ)で寒い山上の晴夜をすごす時、われらはとぼしい偃松(はいまつ)の焚火(たきび)をもって、星と大地に人間存在の象徴を示そう〉。短文ばかりを集めた中の一節は、高嶺(たかね)の涼気を呼ぶように美しい。


我想起了以文采出名的昭和初期著名登山家大岛亮吉的一篇短文,“在高山山脊的岩石下度过寒冷但晴朗之夜,我们点燃不多的松枝升起篝火,向星星和大地展示人们存在的象征”。归纳短文的一段文字,就好像唤来了高山之巅的凉气,非常优美。


天空からもメッセージが届く。毎年いまごろになるとペルセウス座流星群が夜空を流れる。今年は全国で、明日から14日未明までが見ごろという。音もなくきらめき、一条の筋を引いて消える光が肉眼で見える。今年は月が邪魔だが、晴夜の山は最高の場となる。


从天空传来了信息。每年当下这个时候,英仙座流星雨就会划过夜空。今年在全国范围内,从明天起到14号黎明都能看到。用肉眼就能看到没有音乐的辉煌,划着一条线消失的光芒。虽然今年月亮捣乱,但是晴朗夜空的山顶是最佳观测场所。


ところで宇宙の平均的な暗さはどれほどなのか。名大と東大が共同で世界初の計測に成功したそうだ。真っ暗な東京ディズニーランドの敷地にろうそくを3本ともした程度というから、ほぼ漆黒に近い。


话说回来,宇宙里平均暗度究竟是多少呢?据说名古屋大学和东京大学合作成功计算出世界上第一个估算数值。相当于在熄灭灯火的东京迪斯尼乐园内点燃三根蜡烛的程度,真是几近漆黑。


地球から見上げる夜空は、それより千~1万倍明るいという。大気そのものが放つ光や、宇宙のちりで拡散された太陽光、天の川銀河の光のためだ。加えて照明の氾濫(はんらん)がある。平均的な暗さなら、星々は私たちの目にどう映るのだろう。


从地球上仰望的夜空据说比这明亮成千万倍。是由于大气释放的光和由于宇宙尘埃而扩散的太阳光以及银河的光芒。


盆休み。田舎へ帰省して、都会と違う夜の深さに流れ星を探す子もいよう。〈真砂(まさご)なす数なき星の其(その)中に吾(われ)に向ひて光る星あり〉子規。星にかける願い事は、さて何を。


盂兰盆节休假。回到老家,也有孩子会在与都市不同的夜里寻找流星吧。“如砂群星,亦有星星为我闪”,子规吟道。孩子们面对流星会许下什么愿望呢?





打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口