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天声人语中日对照:卡扎菲倒台 民主化之春
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作者:大佐 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 18:50:38 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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無血クーデターで42年前に出来た政権を倒すのに、リビアでおびただしい血が流れた。「中東の狂犬」と呼ばれたカダフィ大佐は、弾圧と徹底した抗戦で犠牲を増やし続けた。いま独裁者は追いつめられ、新たな時代が開かれつつある。 虽然打倒了42年前通过不流血武装政变诞生的政权,但是在利比亚流了大量的鲜血。由于被称为“中东的疯狗”的卡扎菲上校采取镇压和彻底抵抗使得牺牲持续增加。现在正在追捕独裁者,新的时代正在翻开。 42年前、カダフィ氏は英雄だった。しかし、「どんな英雄も最後は鼻につく人物になる」の格言どおりの道をたどる。鼻につくどころか、拷問あり処刑ありの圧政は民衆から恐れられた。豊かな石油で得た富も、ほしいままに使ってきた。 42年前,卡扎菲是英雄。但是,他也走上格言“任何英雄都将成为让人厌恶的人物”说的那条路。何止让人讨厌,他采取的拷问处刑的高压政策让民众对其产生恐惧。他任意挥霍着通过丰富的石油资源获得财富。 その政治的信条を述べた「緑の書」は、議会制民主主義への批判を繰り広げる。いわく「51%の得票者が他の49%を押さえ込むことこそ独裁だ」。あるいは「史上最悪の独裁制でさえ議会を通じて出現した」。これはナチス政権のことだろうか。 阐述其政治信条的《绿皮书》开展对议会制民主主义的批判。他说“51%的得票控制其他49%的人,这才是独裁”。又说“通过议会甚至产生了历史上最恶劣的独裁制度”。这说的是纳粹政权吧。 それを方便に、憲法も議会も選挙もなく、自身には公的な肩書がない異形(いぎょう)の統治を続けてきた。つまりはノーチェック、御心(みこころ)のままにである。だが今、「全能」だったその首に1億3千万円の賞金が懸かる。 藉此借口,没有宪法没有议会也没有选举,连他自己也没有正式职位的怪异统治持续至今。总之就是没有监督,随心所欲。但是现在,这颗“全能”的脑袋被悬赏1亿3千万日元。 「アラブの春」の民主化は、チュニジアに始まりエジプト政権も倒した。挟まれる形でリビアも続いたが、前途はとりわけ多難視される。民主政治の基礎となる仕組みや経験、その一切がこの国にはない。 “阿拉伯之春”的民主化,始于突尼斯,连埃及的政权也倒台了。接着影响到了夹在中间的利比亚,但其前途尤为叵测。在这个国家一点也没有构成民主政治基础的组织和经验。 独裁の重しがとれた後の混乱は史上に多い。人々の利害や思惑、欲望が詰まるパンドラの箱の扱いは容易ではない。多くの血で購(あがな)うリビアの春に、打算抜きの国際支援が要ろう。希望を殺す失敗のないように。 历史上,在很多国家,推翻了独裁后陷入一片混乱。控制装满颗个人的利害、想法和欲望的潘多拉魔盒并非是件易事。用大量鲜血换得的阿拉伯之春,需要不计得失的国际援助。希望不要成为扼杀希望的失败之举。
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