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2004年8月22日の「天声人語」
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作者:jianxion… 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2004-9-1 6:07:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。 青い水面が小さく揺れている。さざ波も立っているようだ。青天井の、アテネ五輪のプールである。映像を通してだが、さざ波は、エーゲ海を吹き渡る風の描く文様とも見える。記録への影響はあるのかも知れないが、屋内には無い、野趣が感じられる。
蓝蓝的水面上似有微波皱起,轻轻地荡漾。这里是蓝色天棚下的雅典奥运游泳馆。通过图像的传播,那微波看起来就像是微风拂过爱琴海时的波纹。或许对比赛成绩有影响,却让人感到一种室内所没有的野趣。 その五輪プールに突然、大きな風が吹き起こった。自由形では、日本競泳女子史上で初めてになる金メダルを、22歳の柴田亜衣選手が獲得した。
就在那奥运的游泳池里,突然,刮起了一阵飓风。22岁的柴田亚依选手一举夺得了日本女子游泳史上的第一枚自由泳金牌。 自由形があるということは、他の競泳の泳ぎの方には、不自由、つまりは制約があるのだろう。どんな形で泳いでもよいという、一番開けっぴろげな種目で、世界の一番になったことに驚かされた。 「あわてず あせらず あきらめず」。この、頭韻を踏んだような「呪文」を繰り返し念じながら泳いだという。800メートルの距離を8分余で行くということは、1分で100メートルだから、歩行ならば、早足ぐらいか。「呪文」は、そのぐらいのテンポと、よく合いそうだ。
既然有自由泳,那就是说别的游泳项目都有不自由,或者说有所制约吧。在这样一个不拘任何姿势,最能自由发挥的项目上能成为世界第一,实在令人惊叹不已。“莫慌、莫急、莫灰心”。据说她在比赛中就是翻来覆去地念叨着这颇压头韵的“咒语”。800米的距离只用了8分多一点,即:1分钟100米,就是走路也算是脚快的了吧。那“咒语”与那样的速度似乎也很合拍。 「誰にせよ、望み焦れていながらも、/もうあきらめかけていた そのものが、/自分のものとなるときは、/心もしびれる それはよろこび。/されば私にとっても同じこと、/黄金にもまさる これはよろこび」(『世界名詩集大成』平凡社)。古代の愛の歌だが、ここでは、あきらめることなく、黄金にも勝る喜びを手にした亜衣さんを讃(たた)える一節としたい。
“无论是谁、在希望的煎熬中、/当快要绝望时 而那东西、/却为自己所有、/那种让身心具醉的那种喜悦啊/而今我也一样、/这喜悦 贵逾黄金”(《世界名诗集大成》平凡社)。这虽是古代的情歌,在此愿借来赞扬不灰心不气馁最终赢得贵逾黄金的胜利喜悦的亚依小姐。 開幕以来、熱戦が続いていた青天井のプールから、青空の下のスタジアムへ。陸上競技が本格的に始まり、アテネ・里帰り五輪は、その盛りを迎えた。
自开幕以来,从蓝色天棚下的游泳池到蓝天下的运动场,热赛方兴未艾。田径场上也正式展开了角逐,回归故里雅典娜的奥运五环迎来了它的最高潮。
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