打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

2004年8月16日の「天声人語」

作者:mutoulh 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2004-8-19 5:19:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。
http://www.kantsuu.com/bbs/list.asp?boardid=121

大方の日本人にとって、あの8月15日の敗戦の報は突然のことだった。だが沖縄では、2カ月近く前に地上戦に敗れ、既に米軍の支配下にあった。戦後は米国が施政権を行使し、本土復帰後も、広大な米軍基地を抱えている。


815日的战败的报道,对于大多数的日本人来说都十分突然。但是,大约两个月以前,冲绳已经被美军统治了。战后美国对其行使政权,就算是回归本土以后,在冲绳也有大型的美军基地。

 沖縄の普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学の敷地内に、米軍ヘリコプターが墜落、炎上したのは13日だった。ヘリの部品は住宅密集地に飛び散った。住民にけががなかったのは幸いだが、その後の事故の扱いには首をかしげざるを得ない。


13日,在冲绳的普天间机场旁边的冲绳国际大学的所属地,美军直升飞机坠毁了,并且燃起大火。飞机的碎片向附近的住宅区四处飞散。幸运的是周围的居民无一伤亡,但是事故却一直没得到解决。

 現地では、事故への懸念は以前からあった。再発を防ぐためにも、緊急、厳密な検証が必要だ。ところが、事故発生時刻からまる2日たっても、令状に基づく県警の現場検証は始まらなかった。県警は、日米地位協定の関係法令に基づき米軍側に検証への同意を求めたが、明確な回答がなかったという。


在这个地方,以前就有悬念。为了防止再度发生类似的事件,有必要进行紧急严密的检查。但是从事故发生开始整整经过了2天,警察都没有开始对于现场进行检查。警方称根据日美地位协定的关系法令,检查需要征求美军的同意,但是美方一直没有明确的回答。

 「ここはイラクではない。機体の管理権は向こうにあるとしても、現場の管理権は米側にはない」。現地で、米軍が封鎖している区域のテープを越えるのを拒まれた荒井正吾・外務政務官が述べた。


被拒绝美军越过封锁线的外务政务官荒井正吾说道:“这里不是伊拉克,即使飞机的管理权在对方,现场的管理权也不属于美国。”

 沖縄での米軍機の墜落事故は、復帰後、40件あるという。政務官は、米軍事故現場の管理の一般的なルール作りについて、近く日米間で協議を始める意向を示したが、あまりに遅すぎないか。


在冲绳的美军飞机坠落事件,在回归后,有40起之多。对于美军事故现场的管理的一般规定,政府现在有意签订日美协议,但是似乎有点过晚了吧!

 普天間飛行場の近くの高台や、嘉手納基地脇の「安保の見える丘」に行くと、基地の広さに圧倒される。そして、ここは世界の戦場とつながっているとの思いを新たにする。基地と隣り合う人々は、その思いを、日々新たにさせられている。


来到普天间机场附近的高台和嘉手纳基地的‘安全的山丘’的话,就会看到基地的广阔简直无以伦比。而且更一步加深了这是世界的战场的想法。基地附近的人们的这种想法也渐渐深入人心。

[1] [2] [下一页]



打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口