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作文指導について(1) -日本と中国の指導の違い-

作者:本田弘之 文章来源:HIDAMARI 点击数 更新时间:2004-8-13 5:57:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

日本の高校生の作文を2つ紹介します。同じ中国訪問をテーマにしていますが、構成、視点、具体的な出来事の紹介の仕方などを読み比べてください。なお、これは日本の高校生の作文例であり、模範作文という意味ではありません。(編集部)

中国旅行
南京都高等学校 村田 麗

今回私は、第5回近畿地区高等学校中国語弁論大会に初めて参加し、不安と緊張の中、先生方の毎日の熱心な指導のおかげで、初級・暗唱の部で賞をいただき、副賞として中国旅行に行かせていただくことができました。

中国は3度目で、今回は私と母と弟で行くことになりました。過去2度の中国は学校の語学研修だったので、この家族だけの中国旅行は語学研修とは違った楽しみがありました。また、中国語を話す絶好の機会だと思いました。

フェリーで2日かかって上海に着き、先生もガイドさんもいない旅行が始まりました。上海は、私は夏の語学研修で訪れたことがあったのですが、その時は市内を歩くことがほとんどなかったので、ゆっくり街を見てまわることができませんでした。だから、今回の旅行ではあまり車を使わず、地下鉄を利用して、あとは歩いて上海を見てまわりました。そのためか、車に乗っていると気づかなかった街の雰囲気や、ガイドブックには載っていないような庶民の生活や、路地裏で売っている中国人の日常の料理の味など、今まで知らなかった上海の街を知ることができました。今思うと、食事はほとんど一般の中国人が食べるようなところばかりに行っていたような気がします。変に日本人向けの味付けの店ではなく、中国独特の味がする料理を食べたかったのでとても満足できました。

母もますます中国を気に入って、もっと中国のことを知りたいと言っています。私も今回の旅行で、もっと中国に興味を持ちました。また来る機会があるなら、上海以外のところにも行って、いろんな中国を見てまわりたいです。そのためにも、もっと中国語を勉強し、役立つよう努力したいと思います。

* フェリー:轮渡/ガイド:导游/ガイドブック:旅游手册


訪中
南京都高等学校 松本 祐

私は今年の3月6日~10日、第5回近畿地区高等学校中国語弁論大会での副賞を使い、4泊5日の北京・上海旅行に行ってきました。私は以前にも、何度か中国に行ったことがありましたが、今回家族も一緒ということで、私だけのガイドでは多少の不安があったので、現地のガイドさんに付いてもらいました。

1日目、北京国際空港に着いた私は、以前に来たときよりも、空港内や北京市内が大きく変わっていることに大変驚きました。空港は関西国際空港に負けず劣らずの設備の良さで、市内も2008年のオリンピック招致に向けて、鮮やかな電飾で飾られていました。私には夜の北京市内がディズニーランドのナイトパレードのように見え、家族もイメージしていた中国と大きく違ったのか、口をぽっかりと開けていました。

2日目・3日目は、テレビでよく見かける北京市内・郊外の名勝史跡を終日観光し、家族は初めて見る万里の長城や天安門などの雄大さに感激し、大変満足気でした。そして、私も中国の名勝史跡は何度見ても素晴らしいと、改めて思いました。

4日目は、北京から国内線を利用して、飛行機で上海に行きました。上海は中国経済の中心地であるため、現代中国を肌で感じることができて、北京とは違った中国文化を見ることができました。特に印象的だったのが、外灘の夜景で、ずっと見ていると自分が中国に来ていることを忘れてしまいそうで、ある意味アジアっぽさもあるところでした。

私は今回、北京・上海を見てきて、言葉が日々変化するように、中国も日々変わっていっているんだなと強く感じ、また、その変化に合わせるように中国語を日々勉強していく大切さを、改めて感じました。


*ディズニーランド:迪斯尼乐园/ナイトパレード:夜间彩车游行/テレビ:电视/アジア:亚洲

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