在以东京成年女性为对象的实际调查中,发现大便状况会给睡眠带来某种影响。尤其是对于年轻妇女极有可能与过敏性肠综合症有关,对于中老年妇女极有可能与功能性便秘有关。在7月1日的专门张贴板会议上,花王的小野茂之等人发表了这一调查结果。
研究小组分别对居住在东京、25~64岁的职业女性与家庭主妇进行了随机抽样,在她们同意参加研究之后,对睡眠与大便状况进行了问卷调查(自我填报法,发出2000封,回收率99.4%)。
2002年12月第1周以中老年女性为对象进行了调查,2003年6月第1周以年轻女性为对象进行了调查。
便秘状况的评估根据罗马II标准判断。回收问卷之后,除了漏填数据之外,还分别把估计目前正在治疗的疾病对调查时身体情况有影响者、每天有饮酒习惯直接对大便状况有影响者的数据排除在外。
分析对象共1602人,从年龄层次来看,25~34岁有368人、35~44岁有349人、45~54岁有574人、55~64岁有311人。
睡眠状态的评估根据睡眠健康危险度调查(白川修一郎等、1996)进行。睡眠健康调查根据:1、睡眠维持障碍相关因素;2.睡眠时伴随症状相关因素;3、睡眠呼吸暂停相关因素;4、起床困难相关因素;5、入睡障碍相关因素进行,此外还综合上述因素的分数得出睡眠健康危险度分数,对综合睡眠健康是否正常进行研究。
根据结果把调查对象分为对照人群、功能性便秘人群、过敏性肠综合症群三组进行研究。
对整个年龄层进行分析后发现,与对照人群相比,功能性便秘人群(p<0.01=及过敏性大肠综合症群(p<0.001=的睡眠健康危险度明显恶化。
从各年龄层来看,25~34岁中过敏性大肠综合症(p<0.01=、35~44岁中功能性便秘与过敏性大肠综合症(均为p<0.05=、45~54岁中功能性便秘(p<0.05=与过敏性大肠综合症(p<0.001=的睡眠健康危险度都明显恶化。55~64岁中功能性便秘明显恶化(p<0.05=。
根据上述结果,小野等人认为,便秘状态与睡眠有关系,对大便状况的研究可以成为改善睡眠状况的新研究因素。 |
首都圏の成人女性を対象にした実態調査で、便通状態が睡眠に何らかの影響を与えていることが分かった。特に、若年層では過敏性腸症候群と、中高年齢層では機能性便秘と関係している可能性が高いという。7月1日のポスターセッションで、花王の小野茂之氏らが発表した。 研究グループは、首都圏在住の25~64歳の女性で、日勤者および専業主婦のそれぞれでランダムにサンプリングし、研究への参加同意を得た上で、睡眠と便通状態に関するアンケート調査を実施した(自己申告法、2000通を配送、回収率99.4%)。 調査は2002年12月第1週目に中高年女性を対象に、2003年6月第1週目に若年女性を対象に行った。 便秘状態の評価は、ローマ基準IIに準拠した。なお、回収後に、記入漏れがあったデータは除外し、現在治療中の病気が調査時の体調に影響を与えると推定された人および直接便通状態に影響するため連日の飲酒習慣がある人については、それぞれデータを除外している。 解析対象は総数で1602人。年齢層別では、25~34歳が368人、35~44歳は349人、45~54歳は574人、55~64歳は311人だった。 睡眠状態の評価は、睡眠健康危険度調査(白川修一郎ら、1996)により行った。睡眠健康調査は、1.睡眠維持障害関連因子、2.睡眠随伴症状関連因子、3.睡眠時無呼吸関連因子、4.起床困難関連因子、5.入眠障害関連因子、さらに、この各因子の合計得点を睡眠健康危険度得点とし、総合的な睡眠健康の良否について検討するもの。 結果については、コントロール群、機能性便秘群、過敏性腸症候群の3つのグループで検討を加えた。 それによると、全年齢層をまとめた解析では、対照群に比べ、機能性便秘群(p<0.01=および過敏性大腸症候群(p<0.001=で睡眠健康危険度が有意に悪化していた。
年齢層別では、25~34歳では過敏性大腸症候群(p<0.01=で、35~44歳では機能性便秘および過敏性大腸症候群(ともにp<0.05=で、45~54歳では機能性便秘(p<0.05=および過敏性大腸症候群(p<0.001=で、それぞれ睡眠健康危険度が有意に悪化していた。55~64歳では機能性便秘で有意に悪化していた(p<0.05=。 これらの結果を踏まえ小野氏らは、便秘状態と睡眠とは関係しており、便通状態からの検討も睡眠状態の改善を図る上で新たな検討要因になりうると考察している。 |