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手紙の基本用語
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作者:未知 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2004-7-5 14:37:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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手紙は、ふつう、前文(書き出しの挨拶(あいさつ)<頭語>、時候の挨拶、安否の挨拶(相手方・自分側)、感謝の言葉、おわびの言葉など)・主文(用件)・末文(終わりの挨拶<結語>)・後付け(日付、差出人の署名、受取人の氏名)から成る。
ここには、特に注意を要する用語や言葉遣いの例を掲げた。 (1) 頭語と結語 それぞれの場合に応じて、次のような語が用いられる。頭語…拝啓・拝呈・拝白、一筆申し上げます 結語…敬具・拝具、かしこ(女性用)、さようなら 頭語…謹啓・粛啓・粛呈、謹んで申し上げます 結語…敬白・敬具・頓首 (とんしゅ)・再拝、かしこ(女性用)・ではこれで失礼いたします頭語…急啓・急呈・急白、取り急ぎ用件のみ申し上げます 結語…草々・不一 (ふいつ)、かしこ(女性用)・さようなら頭語…再啓・再呈・追呈、重ねて申し上げます 結語…敬具・敬白・草々、かしこ(女性用)・さようなら 頭語…前略・冠省 (かんしょう)・略啓、前文お許しください・前略ごめんください結語…草々・不一、かしこ(女性用)・さようなら・ではまた 頭語…拝復・復啓、お手紙拝見(いた)しました 結語…拝答・敬具・敬白・草々、かしこ(女性用)・御 ご(お)返事まで(2) 時候の挨拶 頭語のあと、一字分あけて(または行を改めて)時候の挨拶を書く。(3) 安否の挨拶 (相手方・自分側)の例(ア)個人あての場合 (イ)会社・団体あての場合 (4) 感謝の言葉の例(5) おわびの言葉の例(補)その他、返信の手紙では「拝復 この度は御懇篤(ごこんとく)な御書面、ありがたく拝見いたしました」「拝復 昨日は御丁寧なお手紙、誠にありがとう存じました」、面識のない人に出す手紙では「謹啓 いまだ御面識を得ませんのに突然お手紙を差し上げます御無礼、御容赦のほどお願い申し上げます。当方、小さな出版社に勤めております鈴木一男と申します」などと、それぞれの場合に応じた表現にする。 (6) 主文(用件) 行を改め、多く「さて」などの書き出しの言葉を用いる。相手に内容が正確に伝わることが第一であるが、失礼にならないよう用語・文体・表記などにも留意する。 (7) 終わりの挨拶の例(8) 結語 「(1)頭語と結語」を参照のこと。(9) 日付 手紙を書いた日、または投函予定日を書く。ふつう月日だけでもよいが、儀礼的な手紙や重要な手紙では年月日を記載することが多い。 儀礼的な手紙の場合、招待状などに「○年○月吉日」、暑中見舞いに「○年盛夏」のように書くこともある。 (10) 差出人の署名 一般には姓と名を書く。「吉田生」などと書くこともある。この形は改まった手紙には用いない。敬意を表して「吉田一郎拝」などと書くこともある。 代筆の場合は、氏名の下に「代」「代筆」を添える。妻が夫に代わって書く場合は「内」と添える。 (11) 受取人の氏名に添える敬称(補)受取人が連名になる場合は、次のように書く。 夫婦連名…御主人の氏名・敬称の左側に「御奥様」「御令室様」「令夫人様」「奥方様」などと書く。 親子連名…同様に「御令息様」「御令嬢様」などと書く。 兄弟姉妹の連名…最初の一人だけ氏名・敬称を書き、そのあとに名・敬称だけ並べる。 家族一同の場合…代表として一人の氏名・敬称を書き、その左側に「御一同様」などと書く。 (補) 受取人が二人の場合、敬称はそれぞれに付ける。二人分あわせて大きく「様」と書くのは失礼である。
(補)「吉田一郎先生様」は敬称が重複するので避けるべきである。
(補)「各位」は「皆様方それぞれ」という意味。「各位様」「各位殿」は敬称が重複するので避けるべきである。 (12) 脇付け 受取人の氏名(様・殿つき)の左下に書き添えて、更に敬意を加える語。最近はあまり使われない。
(補)封筒の表書きに「親展」(受取人本人に開封してくださいという意味)と書く場合や、弔慰状などでは脇付けは添えない。 (13) 追伸 後付けの最後に、「追って…」「追伸…」「二伸…」などの形で更に書き加えることがある。本文に書き忘れたこと、本文とは直接関係のない軽い内容を添える。 (「追伸 当地の名産を少々お送りしました。御笑納ください」など) (14) 封字 封筒の裏側の、封をしたところに書く印を指す。
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