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敬語実例集——電話

作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2016-7-15 14:47:02 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

電話


正しい言葉使いは、ビジネスシーンなどでの人間関係を円滑にする大切な要素。敬語はぜひ押さえておきたい。


次の敬語には誤りがある。適切な言い方に直してチェックしてみよう。


1. (発信) 高木ですが、松本さんをお願いします。


⇒「高木ですが」は、全く知らない人の場合にはなれなれしさを感じさせる。自分がどこの誰かをきちんと伝えるとともに、「お願いします」よりも「いらっしゃいますか?」と丁寧に言う。


良→「三沢商事の高木と申します。松本さんは、いらっしゃいますか?」


2. (発信)(相手が不在で)伝えてくれますか(伝えてもらえますか)


⇒「お伝えくださいますか」「伝えていただけますか」「お伝えいただけますか」など丁寧にいう。もしくは以下のように。


良→「伝言をお願いしたいのですが」


3. (発信)(伝言を頼んだので、相手の名前を確認します) おたくの名前は?


⇒「どちらさん?」と同じように、つっけんどんな聞き方。


良→「失礼ですが、どちらさまでいらっしゃいますか」


4. (発信) 何時ごろが都合がよいですか。


⇒先方(顧客)の「都合」なので、「ご」をつける。また、「よいですか」も丁寧に言う。


良→「何時ごろがご都合がよろしいでしょうか」


5. (着信) 申し訳ありませんが、お声が小さくて聞き取れません。


⇒聞こえにくいのを、「声が小さい」と相手の責任にしている。


良→「申し訳ございません。お電話が少々遠いようですが」


6. (着信) 部長は席をはずしております。


⇒この場合は「部長」ではなく名前で「横田は」とか「部長の横田は」という表現にすべきである。


良→「部長の横田はただいま席をはずしております」


7. (着信) 参られる時は、お電話ください。


⇒「参る」は謙譲語。「れる」をつけても尊敬語にならない。


良→「お越しになる(いらっしゃる)時は、(ご面倒でも)お電話ください」


8. (着信) 今日はお休みをいただいております。


⇒「お」はつけない。「休ませて」を用いる。


良→「申し訳ございません。本日は休ませていただいております」


9. (外出中の部長あてに電話が入ったが、部長の戻り時間はわからない場合


申し訳ございませんが、(戻り時間は)伺っておりませんのでわかりません。 )


「伺う」は「聞く」の謙譲語。この言い方では身内に対する尊敬表現になっている。


良→「申し訳ございません。戻りの時間はわかりかねますが…」


10. (着信)課長が「明日連絡する」と伝えるようにとおっしゃいました。


⇒課長の言葉をそのまま伝えるのではなく、敬語に翻訳する。「おっしゃった」は尊敬語なので、この場合は不適切。


良→「課長の山田が明日ご連絡を差し上げると申しておりました」


11. (着信)すぐ、とりに行きます。


⇒「とりに行きます」では先方(顧客)に対して謙譲や尊敬の気持ちが伝わらない。「すぐ受け取りに参ります」「ただいまいただきにあがります」でもよいが、少々クドい。


良→「ただいまうかがいます」


12. (着信)(奥様に)松本はただいま席をはずしています。


⇒奥様は松本さんの身内なので「さん」をつけ、「~していらっしゃいます」と尊敬表現にする。


良→「松本さんは、ただいま席をはずしていらっしゃいます」




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