打印本文 关闭窗口 |
天声人语翻译:季节轮回 年复一年(中日对照)
|
作者:来源 文章来源:沪江 点击数 更新时间:2015-8-31 11:44:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
|
紅葉(こうよう)は山海の恵みにも似て、はしり、さかり、なごりの各段を踏む。緑があせ、赤黄の錦が乱れ、色が散り敷かれる。落葉(らくよう)の三段跳びだ。なごりを惜しもうと、山梨・長野の県境を歩いた 红叶跟高山大海的自然惠顾很相似,也要经过其初始、旺盛以及残剩的各个阶段。碧绿退去,火红褐黄如锦似锻,色彩凋零铺满大地。这就是落叶所经过的三级跳。怀着与其残余依依惜别之情,我到山梨・长野的县境地区去走了一趟。 標高1300メートル。八ケ岳連峰の南に広がる清里高原は、さすがに人影まばらで、避暑地の初冬を独り占めした心地にさせる。季節はずれのリゾートも悪くない 海拔1300米,八岳群峰南部广阔的清里高原真就已是人迹稀少,大有独占避暑胜地初冬的感觉。的确,错过季节的观光旅游其实也并不坏。 戦前、原野だった清里にキャンプ場を開いた米国人ポール・ラッシュは、富士を望める立地にこだわったという。南東の空が白む時刻、その山が薄墨のシルエットで浮かんだ。八ケ岳の主峰赤岳、南アルプスの甲斐駒ケ岳や北岳など、雪を薄く頂いた山並みが一瞬、紅に染まる 战前,在还是一片原野的清里开辟了营地的美国人保罗・伦西(Paul Rusch)据说就特别垂青于脚下这片可眺望富士山麓的土地。每当东南方的天空泛白的时刻,这些山便以淡墨色的剪影浮现于你的眼前。八岳的主峰赤岳、南阿 尔卑斯的甲斐驹岳以及北岳等,这些薄薄地披着一层清雪的群山似乎是在一瞬间被染成火红一片。 ふもとのカラマツ林が黄金(こがね)色に煙っていた。風にあおられ、枝を離れた小針がヤッケに降り注ぐ。錦秋の主役だったモミジは、あらかた路傍に吹き寄せられていた。〈手に拾ふまでの紅葉(もみじ)の美しき〉和田順子 山脚下落叶松林的金黄如雾似霭,在寒风的吹拂下,与枝条分离的细小针叶便飘落到了我的登山服上。曾经是锦绣深秋主角的红叶早已被吹落并聚在了路旁。〈地上红叶美,手拾韵有损〉和田顺子作。 昼夜の温度差、程よい湿度と陽光が色を磨くという。葉の彩りは残暑から秋冷への急坂を転げ、時雨(しぐれ)に洗われて深まる。秋が短かった今年は、木々の 見せ場も重なりがちだ。東京の街路樹はケヤキ、サクラ、ユリノキあたりが散りぎわの芸を競う。真打ちのイチョウも盛りが近い 据说,这美妙的色彩缘于昼夜的温差,还有适当的湿度以及阳光。树叶的色彩从初秋到深秋急转直下,一场场秋雨加深了它的浓度。在秋季甚短的今年,树木展现出的光鲜也极易重合。榉树(Zelkova serrata)、樱树以及鹅掌楸(Liriodendron tulipifera)等等,这些东京的行道树正在相互竞争着落叶时分的美妙。压轴的银杏树也已临近其最漂亮的时期。 初霜や初氷の便りが相次ぎ、ひと雨ごと、有無を言わせず寒さが厳しくなる。早い遅いはあれど、毎年、ホップ、ステップ、ジャンプの順で巡る季節がやけに頼もしい。一歩進んで二歩下がるような、人の世を見るにつけ。 初霜、初冻的消息不断传来。无论是有是无,每下一场雨寒冷就越发严厉了一些。尽管有早早晚晚的差异,可每年由起跳、腾跃、着地的顺序组成的季节轮回是绝不会错的。就像是进一步退两步那样,看一看人世间的事也是如此。
|
打印本文 关闭窗口 |