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天声人语翻译:解救行动 过于冒失(中日对照)

作者:来源 文章来源:沪江日语 点击数 更新时间:2015-8-24 10:41:54 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

「星の王子さま」を書いたサンテグジュペリは飛行機乗りでもあった。サハラ砂漠に不時着し、奇跡の生還をした体験をつづった「人間の土地」で戦争について述べている。「なぜ憎みあうのか? ぼくらは同じ地球によって運ばれる連帯責任者だ、同じ船の乗組員だ」


写就“小王子(Le Petit Prince)”一书的安东尼·德·圣-埃克苏佩里(Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry)同时也是一位飞行员,他还在描写成功迫降于撒哈拉沙漠,奇迹般生还这段经历的“人的土地”一书中谈到了战争。“为什么要相互憎恨?我们一样都是活在地球运转中的连带责任人,同一艘宇宙飞船的乘员。”


そして「新しい総合を生み出すために、各種の文化が対立することはいいことかもしれないが……憎みあうにいたっては言語道断だ」(新潮文庫)。しかし、彼が空を翔けた北アフリカの現状はそのヒューマニズムから遠い


他还进一步谈到,“为了造就新的结合,各种文化的对立也许是件好事……,而乃至发展到相互憎恨的严重程度,这简直就无法用语言来表达”(新潮文库)然而,就在他曾滑翔于上空的北非,现状却与他的人道主义相去甚远。


アルジェリアの人質事件は、イスラム武装勢力がむき出しの獰猛さで牙をむいた。軍は急襲に打って出たが、人質救出作戦なのか過激派殲滅作戦なのか。手荒く攻め急いだと思(おぼ)しき情報の片々が、現地から伝わってくる


发生在阿尔及利亚的人质事件说明,伊斯兰武装组织以毫不掩饰的狰狞面目向我们张开了血盆大口。尽管军方发动了突然袭击,但这究竟是拯救人质的战斗呢?还是意在歼灭激进分子的战斗?有关这一次被认为是冒失进攻行动的消息,一条一条不断地从当地传来。


この国では1990年代の内戦で10万人以上が落命したという。互いの遺恨は深い。近年は近隣国の治安も危うく、砂漠を走る「パリ・ダカールラリー」は南米に舞台を移した


据说这个国家在发生于1990年代的那场内战中有10多万人死于非命,相互间积怨颇深,近年来甚至还危及到邻国的治安。致使横贯沙漠的“巴黎・达卡拉力赛”不得不移师南非举行。


犯行グループは隣国マリへの仏軍の介入停止を求めていた。サハラ周辺の国々の旧宗主国フランスは、サンテグジュペリの母国でもある。この人はスペイン内戦を取材中に民兵らの手に落ちたことがある。命がルーレットに弄(もてあそ)ばれていると感じたそうだ


犯罪集团要求法国军队停止对邻国马里的介入。撒哈拉周边各国的旧宗主国法国也是圣-埃克苏佩里的祖国。他在采访西班牙内战的过程中曾有过落入民兵之手的经历,听说当时就是那种将自己的性命交给轮盘赌的感觉。


生きて戻れたのは彼我の間に「人間に対する敬意」が取り戻されたからだと書き残した。アルジェリアからの情報は厳しさを増している。一人ひとりの無事を祈るしかないのが、もどかしい。


他在书中写到,之所以能够生还,完全是因为“对于人的敬意”之念又回到了彼此之间的缘故。来自阿尔及利亚的消息,其严重程度不断有所增加,我们能够做的只有为每一名人质的安全祈祷,实在令人焦躁不安。




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