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(正)嚢中(のうちゅう)の錐(きり) /(誤)脳中の錐

作者:未知 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2004-6-26 8:52:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

 

(誤)大臣に請われて秘書の座についた彼は、脳中の錐として力を発揮しだした。

(コメント:「嚢中の錐」は、「(袋の中に入れた錐は、その先が外に突き出てしまうことから)優れた才能の持ち主は、多くの人の中にあっても自然にその真価があらわれること」を意味する。(「嚢」は「ふくろ。底のある袋。また、大きな袋」の意。)例、「うちの部の新人、はじめはのんびりした男のように見えたが、斬新(ざんしん)な企画をよく出すし、行動力もたいしたものだし、皆、舌を巻いているよ」「そのうわさは僕の耳にも届いている。まさに嚢中の錐といったところだな」。冒頭例は、意味・用法の点からも誤りであり、表記も間違っている。この言葉は「史記(しき)」〈平原君伝〉を出典とする。なお、「嚢」「錐」は常用漢字でない。)

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