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日语阅读练习题 スネカジル

作者:電文 文章来源:tingroom.com 点击数 更新时间:2015-4-19 18:52:30 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

「スネカジル」。東京の大学に合格したことを知らせる弟からの電報でした。少々、変わり者だった弟は①こんな電文で知らせてきました。


弟が東京の有名大学に行きたいと言った時、父は考え込んでしまいました。行かせてやりたいのですが、町役場に勤める父の給料だけでは無理。でも「駄目だ」と言っても、聞かないだろうから、受けて落ちれば、あきらめるだろうと受けさせたのが「スネカジル」になってしまいました。


まあ、②やれるところまでやってみるかと奨学金やらバイトをし、それでも足りない分は家からの送金でした。父母は大変苦労したようです。やっと卒業、就職先も決まった時、突然、弟は亡くなってしまいました。 何年か後、私は父に「あんなに苦労して大学に行かせてやったのに、弟は親不孝者だ」と言ったことがあります。


その時、父は「自分は1歳の時に父が亡くなり、貧乏だった。学校へ行きたかったが、帳面や鉛筆も買ってもらえなかった。あの子は勉強が大好きだった。いつも板(机)にくっつていると、あだ名はかまぼこだったそうだ。勉強をさせてやれて良かった」と言いました。


そして、墓の周りに弟が好きだったフリージアを植えていました。今、近所の家の庭先にフリージアが咲いています。この花を見ると、父のこと、弟のことを思い出します。


練習問題


1、文中の①「こんな電文」とはどんな電文か。


スネカジル


やっと卒業したこと


東京の大学に合格したこと


突然、弟がなくなってしまったこと


2、文中の②「やれるところまで」の「まで」と同じ使い方のものはどれか。


わざわざ行くまでもないでしょう。


高ければ買わないまでのことだ。


年寄りまで一生懸命勉強している。


夏休みが終わるまでにレポートを書いてしまおうと思っている。


3、弟が東京の大学に入りたいと言ったとき、父はどういう気持ちだったか。


弟がどうしても入りたいので、やはり試験を受けさせたほうがいいと思った。


弟と同じ考えで、やはり東京の有名な大学で勉強させたほうがいいと思った。


行かせたくても無理だと分かって、弟の失敗を待つしかないと思った。


自分の給料では行かせないので、やめさせるつもりだった。





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