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宫崎骏《千与千寻》剧本(6)

作者:佚名 文章来源:weilan.com.cn 点击数 更新时间:2015-4-10 22:15:09 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

「クッションの中に隠れる千。湯婆婆が来てクッションを探る。」


湯婆婆 ばぁ~。


坊 んんーー、ああー……ああーー……


湯婆婆 もぅ坊はまたベッドで寝ないで~。


坊 あ…あああーーーん、ああーん……


湯婆婆 あぁああごめんごめん、いい子でおねんねしてたのにねぇ。ばぁばはまだお仕事があるの。(ブチュ)いいこでおねんねしててねぇ~。


千 ……あっ!…ぅう痛い離してっ!あっ、助けてくれてありがとう、私急いで行かなくちゃならないの、離してくれる?


坊 おまえ病気うつしにきたんだな。


千 えっ?


坊 おんもにはわるいばいきんしかいないんだぞ。


千 私、人間よ。この世界じゃちょっと珍しいかもしれないけど。


坊 おんもは体にわるいんだぞ。ここにいて坊とおあそびしろ。


千 あなた病気なの?


坊 おんもにいくと病気になるからここにいるんだ。


千 こんなとこにいた方が病気になるよ!……あのね、私のとても大切な人が大けがしてるの。だからすぐいかなきゃならないの。お願い、手を離して!


坊 いったらないちゃうぞ。坊がないたらすぐばぁばがきておまえなんかころしちゃうぞ。こんな手すぐおっちゃうぞ。


千 うぅ痛い痛い!……ね、あとで戻ってきて遊んであげるから。


坊 ダメ今あそぶの!


千 うぅっ………


坊 ……あ?


千 血!わかる?!血!!


坊 ……うわぁあーーああぁあぁあーーーー!!!!


千 あっ!ハクーーーー!何すんの、あっち行って!しっしっ!ハク、ハクね!?しっかりして!静かにして!ハク!?……あっ!


「湯バードにたかられる千。その隙に頭たちがハクを落とそうとする。」


千 あっ、わっ……あっち行って!あっ!だめっ!!


「部屋から坊が出てくる。」


坊 んんっ……んんんっ……血なんかへいきだぞ。あそばないとないちゃうぞ。


千 待って、ね、いい子だから!


坊 坊とあそばないとないちゃうぞ……ぅええ~~……


千 お願い、待って!


式神 ……うるさいねぇ。静かにしておくれ。


坊 ぇえ……?


式神 あんたはちょっと太り過ぎね。


「床から銭婆が現われる。」


銭婆 やっぱりちょっと透けるわねえ。


坊 ばぁば……?


銭婆 やれやれ。お母さんとあたしの区別もつかないのかい。


「魔法でねずみにされる坊。」


銭婆 その方が少しは動きやすいだろ?さぁてと……おまえたちは何がいいかな?


「湯バードはハエドリに、頭は坊にされる。」


千 あっ……


銭婆 ふふふふふふ、このことはナイショだよ。誰かに喋るとおまえの口が裂けるからね。


千 あなたは誰?


銭婆 湯婆婆の双子の姉さ。おまえさんのおかげでここを見物できて面白かったよ。さぁその竜を渡しな。


千 ハクをどうするの?ひどいケガなの。


銭婆 そいつは妹の手先のどろぼう竜だよ。私の所から大事なハンコを盗みだした。


千 ハクがそんなことしっこない!優しい人だもん!


銭婆 竜はみんな優しいよ…優しくて愚かだ。魔法の力を手に入れようとして妹の弟子になるなんてね。この若者は欲深な妹のいいなりだ。さぁ、そこをどきな。どのみちこの竜はもう助からないよ。ハンコには守りの呪い(まじない)が掛けてあるからね、盗んだものは死ぬようにと……


千 ……いや!だめ!


「坊になった頭が坊ネズミとハエドリを虐めている。」


銭婆 なんだろね、この連中は。これおやめ、部屋にお戻りな。


白竜 グゥ…!


「隙をついて竜の尾が式神を引き裂く。」


銭婆 !……あぁら油断したねぇ~……


「反動で落ちる竜と千、坊ネズミ、ハエドリ。」


千 ハク、あ、きゃああーーーっ!!ハクーーーっ!!


「落ちていく中で水の幻影が浮かぶ。」


「力を振り絞って横穴に入る竜。換気扇を破ってボイラー室に出る。」


釜爺 なっ……わあっ!!


千 ハク!


釜爺 なにごとじゃい!ああっ、待ちなさい!


千 ハクっ!苦しいの!?


釜爺 こりゃあ、いかん!


千 ハクしっかり!どうしよう、ハクが死んじゃう!


釜爺 体の中で何かが命を食い荒らしとる。


千 体の中?!


釜爺 強い魔法だ、わしにゃあどうにもならん……


千 ハク、これ河の神様がくれたお団子。効くかもしれない、食べて!ハク、口を開けて!ハクお願い、食べて!……ほら、平気だよ。


釜爺 そりゃあ、苦団子か?


千 あけてぇっ…いい子だから……大丈夫。飲み込んで!


白竜 グォウッ、グオッ……!


釜爺 出たっ、コイツだ!


千 あっ!ハンコ!


釜爺


逃げた!あっちあっち、あっち!


千 あっ、あっ!あぁあああっ、ああああっ!


(ベチャッ!)


釜爺 えーんがちょ、せい!えーんがちょ!!切った!


千 おじさんこれ、湯婆婆のおねえさんのハンコなの!


釜爺 銭婆の?…魔女の契約印か!そりゃあまた、えらいものを……


千 ああっ、やっぱりハクだ!おじさん、ハクよ!


釜爺 おお……お……


千 ハク!ハク、ハクーっ!おじさん、ハク息してない!


釜爺 まだしとるがな。……魔法の傷は油断できんが。


釜爺 ……これで少しは落ち着くといいんじゃが……ハクはな、千と同じように突然ここにやってきてな。魔法使いになりたいと言いおった。ワシは反対したんだ、魔女の弟子なんぞろくな事がないってな。聞かないんだよ。もう帰るところはないと、とうとう湯婆婆の弟子になっちまった。そのうちどんどん顔色が悪くなるし、目つきばかりきつくなってな……


千 釜爺さん、私これ、湯婆婆のおねえさんに返してくる。返して、謝って、ハクを助けてくれるよう頼んでみる。お姉さんのいるところを教えて。





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