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宫崎骏《千与千寻》剧本(4)

作者:佚名 文章来源:weilan.com.cn 点击数 更新时间:2015-4-10 22:14:26 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

「水を捨てに来る千。外に立っているカオナシを見つける。」


千 あの、そこ濡れませんか?


リン 千、早くしろよ!


千 はーーい。……ここ、開けときますね。


湯女 リン、大湯だって?


リン ほっとけ!


リン ひでぇ、ずーっと洗ってないぞ。


「転ぶ千。」


千 うわっ!……あーっ。


リン ここの風呂はさ、汚しのお客専門なんだよ。うー、こびりついてて取れやしねえ。


兄役 リン、千。一番客が来ちまうぞ。


リン はーーい今すぐ!チッ、下いびりしやがって。


一回 薬湯入れなきゃダメだ。千、番台行って札もらってきな。


千 札?……うわっ!


リン 薬湯の札だよ!


千 はぁーい。……リンさん、番台ってなに?


湯婆婆 ん?…なんだろうね。なんか来たね。


雨に紛れてろくでもないものが紛れ込んだかな?


「街を進んでくるオクサレさま。」


番台蛙 そんなもったいないことが出来るか!……おはようございます!良くお休みになられましたか!


湯女 春日様。


番台蛙 はい、硫黄の上!……いつまでいたって同じだ、戻れ戻れ!手でこすればいいんだ!


おはようございます!……手を使え手を!


千 でも、あの、薬湯じゃないとダメだそうです。


番台蛙 わからんやつだな……あっ、ヨモギ湯ですね。どーぞごゆっくり……


千 あっ……


「背後にカオナシを見つけて会釈する千。」


番台蛙 んん?


「リリリリリ」


番台蛙 はい番台です!…あっ、……うわっ!?


千 あっ!ありがとうございます!!


番台蛙 あー、違う!こら待て、おい!


湯婆婆 どしたんだい!?


番台蛙 い、いえ、なんでもありません。


湯婆婆 なにか入り込んでるよ。


番台蛙 人間ですか。


湯婆婆 それを調べるんだ。今日はハクがいないからね。


リン へぇーずいぶんいいのくれたじゃん。


これがさ、釜爺のとこへ行くんだ。混んでないからすぐ来るよきっと。


これを引けばお湯が出る。やってみな。


千 うわっ!……


リン 千てほんとドジなー。


千 うわ、すごい色……


リン こいつにはさ、ミミズの干物が入ってんだ。こんだけ濁ってりゃこすらなくても同じだな。


いっぱいになったらもう一回引きな、止まるから。もう放して大丈夫だよ。おれ朝飯取ってくんな!


千 はぁーい。……あっ。


「カオナシを見つける。風呂の縁から落ちる千。」


千 うわっ!……いったぃ…った……


あの、お風呂まだなんです。


わ…こんなにたくさん……


えっ、私にくれるの?


カオナシ あ、あ、……


千 あの……それ、そんなにいらない。


カオナシ あ、…


千 だめよ。ひとつでいいの。


カオナシ あ……


千 え…あっ!


「釜から水があふれる。」


千 うわぁっ!!


父役 奥様!


湯婆婆 クサレ神だって!?


父役 それも特大のオクサレさまです!


従業員 まっすぐ橋へ向かってきます!


従業員達 お帰り下さい、お帰り下さい!


青蛙 お帰り下さい、お引き取り下さい、お帰り下さい!うっ……くっさいぃ~…!


湯婆婆 ぅう~ん…おかしいね。クサレ神なんかの気配じゃなかったんだが……来ちまったものは仕方がない。お迎えしな!


こうなったら出来るだけはやく引き取ってもらうしかないよ!


兄役 リンと千、湯婆婆様がお呼びだ。


千 あ、はいっ!


湯婆婆 いいかい、おまえの初仕事だ。これから来るお客を大湯で世話するんだよ。


千 ……あの~……


湯婆婆 四の五の言うと、石炭にしちまうよ。わかったね!


父役 み、見えました……ウッ…


湯婆婆?千 ウゥッ……!!


湯婆婆 …おやめ!お客さんに失礼だよ!


が?が?……ヨク オコシクダしゃいマシタ……


え?あ オカネ……千!千!早くお受け取りな!


千 は、はいっ!


(ベチャッ)


千 うゥ…!


湯婆婆 ナニ してるんだい…!ハヤク ご案内しな!


千 ど どうぞ ……


リン セーーーン!


うぇっ……くっせえ…あっ、メシが!


湯婆婆 窓をお開け!全部だよ!!


「大湯に飛び込み、千に何かを促すオクサレさま。」


千 えっ?ぁ、……ちょっと待って!


「上から見ている湯婆婆と父役。」


湯婆婆 フフフフ、汚いね。


父役 笑い事ではありません。


湯婆婆 あの子どうするかね。……ほぉ、足し湯をする気だよ。


父役 あぁああ、汚い手で壁に触りおって!


千 あっ……あっ!


「札を下げようとして落とす千。他の札を取って釜爺に送る。」


湯婆婆 んん?千に新しい札あげたのかい?


父役 まさかそんなもったいない……


千 わっ!


「湯の紐を引きながら落ちる千。ヘドロにはまる。」


父役 あああ<





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