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2005年10月08日の「天声人語」
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作者:amao 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-10-8 13:44:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=45552&page=1 文字のない世界というものを想像してみる。書類も本も新聞もない。どこか思い切りの良い、さっぱりとした世界のようでもある。しかし、できごとや心にあることを、思うようには記せない。過去と未来が薄れてきて、現在だけが際だちそうだ。文字の記録もないから、ややこしい約束ごとは難しい。 こんなことを想像したのは、この夏に「文字・活字文化振興法」という法律が成立したからだ。実際に文字や活字がなくなることはないだろうが、現代人の深刻な文字離れに待ったをかけたいという狙いのようだ。読書週間の初日の10月27日を「文字・活字文化の日」と定めた。
第1条を読みながら、おやと思った。「この法律は、文字・活字文化が、人類が長い歴史の中で蓄積してきた知識及び知恵の継承」と始まって、終わるまでざっと200文字に句点がない。新聞記事だと約20行分にあたる。文字文化を大切にする法律なのにと苦笑したが、文字と活字を顧みるという趣旨にはうなずく。
現代の文字にまでつながるかもしれない「中国最古の絵文字」が、多数見つかったという。1万年以上前のものだといい、内陸部の岩壁に描かれていた。
新華社が配信した岩壁の絵を見ると、角が生えたような動物が脚と尾を伸ばしてつっぱっている。狩りのさまだろうか。その姿には、世界各地の洞窟(どうくつ)や岩場に残された絵に通じるものがあるようだ。絵からは、文字の源流への想像を誘われた。
文字のない時代から、文字に取り囲まれた時代になり、文字の存在を見直す時代にまで来ている。
想象一下没有文字的世界:既没有文件资料也没有书和报纸。似乎这样的世界才痛快、干净利落。但是,发生的事件或心中所想却不能记录下来。过去和未来似乎都将模糊,只是突显现在。由于没有文字可供记录,繁琐的约定将很困难。
我之所以想象这样的事情,是由于今年夏天,《文字活字文化振兴法》这一法律出台了。实际上也许文字活字并不会消失,而该法律的目的是想阻止现代人严重脱离文字现象的发生。该法把读书周的第一天,即10月27日作为“文字活字文化日”。
读该法的第一条时心里“咯噔”了一下。开头“该法是继承文字活字文化在人类漫长的历史中积累的知识以及智慧”,至结尾有200多字而没有断句。这相当于报纸的新闻报道20行的文字。重视文字文化的法律却这么令人费解,我为此而哭笑不得,但是从重新审视文字和活字的角度来看,我理解了它的意图。
据说发现了很多可能跟现代文字有关的“中国最早的图形文字”。据说有的达一万年之久,被刻画在大陆的岩壁上。
根据新华社公布的岩壁画来看,有的图形文字看似长着角的动物伸着腿和尾巴。是打猎时的景象吧。这样的姿势在世界各地的石窟和岩石上留下的图形好像都是一样的。令人由图画联想到文字的起源。
从没有文字的时代,到被文字包围的时代,进而又到了重新审视文字存在的时代了。
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