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2005年09月13日の「天声人語」

作者:amao 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-9-13 16:53:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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ダークスーツにネクタイ姿が目立つ自民党の幹部のそばで、襟元の開いた小泉首相の明るいシャツが浮き立って見える。大勝から一夜明けた昨日午後の記者会見では、総選挙の締めくくりに臨む主役の余裕のようなものが漂っていた。

 郵政民営化は長年「暴論」といわれていたが、いつかは必ず「正論」になると考えていた、と首相は会見で述べた。国民は、民営化法案を否決した国会の方が「暴論」だと判断したと。

 シェークスピアの「マクベス」の中の有名なせりふを思い出した。「きれいは汚い、汚いはきれい」(中野春夫訳)。世の中には、絶対的に良いものも悪いものもないと魔女が言う。

 「『今が最(いつ)ち悪い境遇ぢや』なぞとは容易に言へんものぢや」。こちらは「リア王」に出てくるせりふだ(坪内逍遥訳)。民主党が、小泉旋風に巻き込まれて民意をつかめなかったのはなぜなのか。それを突き詰めて出直さないと、「今が最も悪い境遇」どころではなく、さらに深く落ち込みかねない。

 劇といえば、比例東京ブロックでは「喜劇・棚ぼた」が演じられた。圧倒的に多くの票を得た自民党で名簿登載者が足らなくなり、1議席が社民党に転がり込んだ。「国会の質問王」と呼ばれた保坂展人氏が、一夜のうちに負けと勝ちを味わった。

 「世界はすべてお芝居だ。男と女、とりどりに、すべて役者にすぎぬのだ」(「お気に召すまま」阿部知二訳)。今年の暑い夏をいっそう暑くした「小泉・総選挙劇場」が、ひとまず幕を閉じた。残暑の列島に、厳しい日常が戻った。

自民党干部一个个黑西服扎领带,而在他们旁边的小泉首相则敞着领口,让人愉快地看到他鲜明的衬衫。大选胜利事隔一夜,在昨天下午的记者见面会上,主角(小泉)露出了总选举告一段落时的从容。

首相在记者会上说:“邮政民营化多年来被称为是‘谬论’,我想总有一天必将会成为‘正论’”。还说,国民做出了“否决民营化法案的国会才是‘谬论’”这样的判断。

我想起了莎士比亚《麦克佩斯》中著名的一句台词。“美即丑丑即美”(中野春夫译)。魔女说,世界上没有绝对的好,也没有绝对的坏。

“谁能够说‘我现在是最不幸的呢?’”。这是《李尔王》中出现的台词(坪内逍遥译)。为什么民主党抵挡不过小泉旋风,抓不住民意呢?如果不把这个问题搞清楚,不重新开始的话,那就不是“现在最不幸”,而是会陷入更加的不幸。

提起戏剧,在东京比例选区,上演了《喜剧,意外的幸运》。得到了绝大多数选票的自民党,因登记名单者不足,1个议席跑到了社民党。被称为“国会质问大王”的保坂展人先生,一夜之中体会到了失败和胜利的双重滋味。

全世界是一个舞台,所有的男男女女不过是一些演员。”(《皆大欢喜》阿部知二译)。让今年酷暑夏天更加炎热的“小泉总选举剧场”的演出总算闭幕了。严酷的每日又回到了残暑的日本列岛。

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