打印本文 关闭窗口 |
2005年09月11日の「天声人語」
|
作者:amao 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-9-12 17:14:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
|
论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=44598&page=1 戦後が還暦になった今年は、折に触れて、昭和20年、1945年にあったことを振り返っている。9月の11日には、連合国軍総司令部(GHQ)が、東条英機元首相らの身柄拘束に動いた。最高司令官マッカーサーによる日本統治が、本格的に始まっていた。
9月2日、マッカーサーは東京湾に浮かぶ米戦艦ミズーリで、日本の降伏文書の調印に立ち会った。艦上では、連合国や日本の代表を取り囲んで、水兵たちが鈴なりになっていた。その一角に、一枚の古びた大きな星条旗が掲げられていた。それは、幕末に来航して日本に開国を迫ったペリー提督の旗艦に翻っていたものだった。
マッカーサーは、米国民に向けてこう述べたという。「きょうの私たちは九十二年前の同胞、ペリー提督に似た姿で東京に立っている」(『マッカーサー回想記』朝日新聞社)。日本にとって、敗戦による占領は、幕末に次ぐ「第2の開国」だった。
それから60年、日本は占領下に定めた平和憲法を掲げつつ、軍備では世界有数の国となった。しかし今のところ、自衛隊は、一人の外国人も殺害していない。一方米国は、世界の各地で戦争を繰り返し、自、他国に、おびただしい数の墓碑を築いてきた。
今の時代は、どの国も、外国との関係を重くみなければ立ちゆかない。一国への偏重ではなく、視野を広げ、とりわけアジアの一員として、尊敬の念をもって交われるようにしたい。
総選挙が、戦後還暦の年に巡ってきた。この国の未来を選ぶことは、世界の中の日本のありようを選ぶことでもある。
今年是战后60年,值此,回想起昭和20年,即1945年发生的一些事情。9月11日,联军总司令部(GHQ)采取行动拘捕了原首相东条英机等人。最高司令官麦克阿瑟对日本的统治正式开始了。
9月2日,麦克阿瑟出席了停泊在东京湾的美国战舰密苏里号上举行的日本投降文件签字仪式。在战舰上,水兵们水泄不通地将联合国和日本的代表围在一起。在战舰的一个角落里,竖着一面有些发旧的大星条旗。它是幕末来航日本,迫使日本开放的佩里提督的司令舰上飘扬过的旗帜。
据说麦克阿瑟面对美国国民是这样发表演讲的:“今天的我们,跟我们的同胞佩里在92年前相似,同样地立足于东京了”(《麦克阿瑟回忆录》朝日新闻社出版)。对于日本来说,由于战败,美国的占领是继幕末以后的“第二次门户开放”。
60年过去了,日本一面高举占领下制定的和平宪法的大旗,一面在军备上成为世界屈指可数的强国。但是,现在还没有去杀害任何一个外国人。另一方面,美国在世界各地发起战争,在自己国家的土地上和外国的土地上竖起了大量的墓碑。
当今时代,任何一个国家如果不注重同他国的关系都是行不通的。希望日本不要只偏重一个国家,要开阔视野,特别是作为亚洲的一员,要以敬意之念跟他国交往。
总选举在战后60年又开始了。选择这个国家的未来,也是选择在世界之中日本所应有的状态。
|
打印本文 关闭窗口 |