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2005年08月14日の「天声人語」
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作者:银子 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-8-15 9:47:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=42103&page=1 中米コスタリカ出身の女性マリセル・フタバさん(50)は東京在住23年、日 本語の新聞も大意ならわかる。「コスタリカ消滅」「コスタリカ崩壊」。先週 そんな記事が目に飛びこんできた。母国で何か大変なことが起きたらしい。 料理店を営む夫の二葉新一さん(58)に尋ねた。「コスタリカ」は日本独 自の選挙用語で、同じ党で地盤も重なる候補者が共倒れを防ぐため、小選挙区 と比例区に交代で立つことを指す。言われていっそう混乱した。私の国にそん な制度はない。 コスタリカ国会は一院制で57議席すべてが比例式で決まる。中南米の政治 に詳しい富山大の竹村卓教授によると、腐敗を避けるため議員の連続当選が禁 止され、任期を終えたら4年待たないと再挑戦できない。日本のコスタリカ方 式の実情を現地で説明すると、だれもが「誤解だ」「印象が悪い」と困った顔 を見せる。 日本で中選挙区が廃止された90年代、候補者の一本化が各地でもつれた。 編み出されたのがコスタリカ方式だ。日本コスタリカ友好議員連盟の重鎮、森 喜朗前首相が提案したと当時の記事にある。連続当選禁止が念頭にあったよう だが、いかにも強引なこじつけである。 共存共栄のコスタリカの誓いがこの夏、相次いで破られつつある。郵政法案 に反対した前議員が公認を得られず、小選挙区で同じ自民党の賛成派候補に正 面からぶつかる。
月半ば、コスタリカから来日するパチェコ大統領の目に、日本の選挙はどう映 るのだろう。
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