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贯通会员翻译作品《晚霞》
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作者:华南虎 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-7-13 7:58:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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贯通会员翻译作品,详细请登陆以下地址查看: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=37090&page=1 晚 霞
天色向晚。火红的晚霞越过了天穹,将东面中央山脉的群峰染得色彩斑斓。连地面上草丛间都布满了紫色的阴影。太阳的余热、泥土和水蒸气酿出了一种酸酸甜甜的气味,四下漂荡。远处河对岸的山岗上,如青虫蹶起般的卷状云连绵不断,这些云也被晚霞染得通红。抬眼望去,不知何时,原野上野火已经减弱,只有淡淡的轻烟似水蒸气般地遍地升起。
大冈 升平 《野火》
作者介绍: (1909~1988)小说家。出生于东京。京都大学法文科毕业。大学毕业,读了司汤达的《巴马修道院》后,便醉心于司汤达。于国民新闻、帝国制氧、川崎重工等处工作之余,在《作品》、《文学界》等杂志发表了有关司汤达的翻译、研究以及评论文章。昭和19年应征入伍,被派往棉兰老岛战场。复员后,以此间的被俘生活为素材创作的《俘虏记》,于昭和24年获第一届横光利一奖。昭和25年所著《武藏野夫人》成为当时的畅销书。之后,他开始了文墨生涯,曾多次得奖,昭和26年《野火》获读卖文学奖、昭和36年《花影》获新潮文学社奖及每日出版社文化奖。其他作品尚有《氧气》、《莱德战记》、《中原中也》、《少年》等。
原文:
夕焼け
日は暮れてきた。空は夕焼けして赤い色が天頂を超え、東の方中央山脈の群峰を雑色に染めていた。地上は草の間までも紫の影に満ち、陽の熱の名残りと、土と、水蒸気とから生まれる、甘酸っぱい匂いがあたりに他漂っていた。遥か川向こうの丘の上には、芋虫が立ち上がったような巻雲が夥しく並んだ、これも真紅に染まっていた。見渡す野には野火はいつか衰え、薄い煙が湯気のように、一面に上がっているだけになった。
大岡 昇平 「野火」
作者紹介: 大岡 昇平(1909~1988)小説家。東京生まれ。京都大学仏文科を卒業。大学卒業後、スタンダールの「パルマの僧院」を読み、以後スタンダールに傾倒する。国民新聞、帝国酸素、川崎重工業に勤務する傍ら、「作品」、「文学界」等にスタンダールの翻訳、研究や評論文を発表。昭和19年召集され、ミンドロ島に従軍。復員後、この間の捕虜生活を中心に描いた「俘虜記」で昭和24年第一回横光利一賞受賞。25年「武蔵野夫人」がベストセラーとなる。以後、文筆活動に入り、26年「野火」で読売文学賞、36年「花影」で新潮社文学賞及び毎日出版文学賞など受賞多数。作品ははかに「酸素」、「レイテ戦記」、「中原中也」、「少年」などがある。
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