打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

2005年06月12日の「天声人語」

作者:amao 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-6-17 5:52:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=36085&page=1

1.精肉店で国産牛の売り場が日に日に狭くなっている。高くて品数も乏しい。代わりに豚肉が領土を広げる。しゃぶしゃぶでもカレーでも最近は豚肉を使う人が多い。
 2.牛海綿状脳症(BSE)の発生で、米産牛の輸入が止まって1年半になる。国産牛の値段は上がり続け、農水省の週ごとの調査で今月初め、最高値になった。冷蔵ロース100グラムの小売値が全国平均で704円だった。食用牛の歴史に残る高値かもしれない。
 3.日本の牛肉史をさかのぼれば、白鳳から幕末まで千年を超す空白期がある。「牛馬犬猿鶏を食うなかれ」。天武天皇が勅命を出して以降、肉食は次第に禁忌とされていく。
 4.日本を訪れた外国人は、肉のない食事に困り果てた。鯖田豊之氏の『肉食の思想』(中公新書)によると、宣教師ザビエルは「日本では家畜を食べないから口腹が満足しない」と嘆いた。幕末の米総領事ハリスの日記にも、牛肉を食べられない切なさが随所に出てくる。
 5.肉食の禁制が解かれたのは明治に入ってからだ。維新政府が盛んに勧めたが、庶民はなかなか踏み切れない。かしわ手を打ち、経文を唱えて牛肉にハシをつけた人々もいた。牛鍋の流行をへて、牛肉は食文化に地歩を築いていく。
 6.米国でBSEの疑いのある2頭目の牛が見つかった。大統領や国務長官が口をそろえて「米産牛はもう安全」などと輸入再開を迫ったはずなのに。米国の強引さにはへきえきする。牛丼屋に牛丼がなく牛タン店に牛タンがないのは寂しいが、やはり安全本位で行きたい。牛の歩みと言われようと。

1.精品肉店里卖国产牛肉的柜台一天天减少,且肉价高、品种少。而猪肉取而代之,柜台在增多。近来,连涮火锅或做咖喱饭都用猪肉的人多了起来。


2.因为发生了牛海绵状脑瘫(BSE,即疯牛病)而中止从美国进口牛肉已经有一年半了。国产牛肉价格持续不断上升,据农林水产部的每周调查结果,本月初,其价格达到了最高点。冷藏里脊肉100克零售价全国平均达到704日元。这也许是自食用牛肉以来历史上最高的价格了吧。


3.追溯日本食用牛的历史,从白凤到幕末一千多年是日本不吃肉的空白期。“不得食牛马犬猿鸡”,只从天武天皇下达这样的圣旨以后,肉食逐渐被禁忌起来。


4.来日本的外国人对没有肉的饮食非常不适应。在鲭田丰之所著的《肉食的思想》中,传教士哈维尔感叹说:“由于日本不吃家畜,所以口腹得不到满足”。幕末的美国总领事哈里斯日记里也所处可见写有吃不到牛肉的苦恼。


5.肉食解禁是在进入明治以后。维新政府虽然大肆宣传吃肉的好处,但老百姓还是很少有响应的。也有击掌合十拜神、朗诵经文后才动筷子吃牛肉的。经过牛肉火锅的流行后,牛肉在食文化中巩固了地位。


6.美国又发现了两头疑似疯牛病的牛。而总统和国务卿此前督促日本重开进口,并异口同声地说“美国的牛已经安全了”。对美国的强制态度真是无话可说。牛肉大盖饭的饭店没有牛肉大盖饭、牛舌头店里没有牛舌头,这种情况虽然有些荒凉,但安全仍然是第一位的。即便是被说成牛肉开放进口的速度是迈牛步。


[1] [2] [下一页]



打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口