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2005年06月09日の「天声人語」

作者:无盐 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-6-17 5:49:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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将軍徳川家治は玄人はだしの絵を描いた。何しろ仕事は、臣下の田沼意次が一手に裁いてしまう。自身はもっぱら画業に励み、会心の作には「政事之暇」という落款を押して各方面に配った。よほど暇だったらしい。

将军德川家治画画不输于专业人士。任何事情,都任由下臣田沼意次一手操办。自己专心致志绘画,得意之作题上『政事之暇』的落款,送给各方人士,看来很有闲暇。 首都の「政事」は暇なのか、忙しいのか。石原慎太郎都知事が週に2、3日しか出勤しないと話題になっている。仕事は30年来の腹心である副知事に任せ、月曜や火曜に登庁しない週が増えた。知事の決裁を得るなら水木金というのが、都庁内では半ば常識化していた。

    首都的『政事』是很闲还是很忙?石原慎太郎都知事每周只出勤23天之事,最近成为谈论的话题。工作都交给30年来的心腹副知事,周一、周二不办公的星期多起来。要知事审批要等到周三四五,这在都政府内已经半常识化。

 1期目は違った。まめに登庁し、局務報告や会議をこなした。2期目の今は午前の公務も減った。知事の近著『老いてこそ人生』(幻冬舎)には、8時間睡眠では寝不足で能率が上がらず、次の日必ず12時間は眠るとある。朝が苦手なのかもしれない。

    第一界任期时与此不同。那时认真办公,处理局务报告及组织会议。如今第二界任期,上午的办公减少。在知事最近的作品《老了才是人生》(幻东舍)中写道:8小时睡眠会导致睡眠不足没有效率,第二天必须睡上12个小时。也许他不善于早晨办公。

 都によれば、在庁しない日でも、知事は「終日庁外」で働いている。都議会では自ら「国の役所を含めて外でしかできない仕事もある」と答弁し、会見でも「毎日同じ机に座っているのが能じゃない」と述べた。

    都政府的说法是:即使不在政府办公厅内,知事也“整天在外”工作。他本人在都议会上解释说:“有些工作只能在国家政府机关以外的地方进行”。在会见记者时也说:“每天坐在同一张桌子前不算本事”。

 ほかの知事はどうか。大阪府の太田房江知事は週5日ほぼ皆勤で、週末もよく登庁する。愛知県の神田真秋知事も、平日は必ず朝から出勤という。同じ作家出身の田中康夫長野県知事は、出張の多さが目立つが、登庁率は石原氏ほど低くはない。

    其它的知事怎么样?大阪府的太田房知事每周5天基本全勤,周末也经常到办公室。爱知县的神田真秋知事,平常也必定从早晨开始办公。同是作家出身的长野县知事田中康夫,很明显出差很多,但出勤率不比石原低。

 都知事の給与は年2796万円という。ほかに原稿料や印税収入が大きい。頼みの副知事を泣いて斬(き)るからには、今後はきっと忙しくなるだろう。登庁は週4日、いや初心に帰って週5日だろうか。

    都知事的年薪是2796万日币。此外稿酬和版税收入也颇丰。既然挥泪斩了心腹副知事,相比今后会忙起来吧。到政府的办公日会改到每周4天,不,应该是回到最初的每周5天吧。


 

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